C11341
RJ083 Web#=265 掲載2009/1/3写真1と2はC11形C11341、1972/5/4国鉄筑豊線直方駅にて。 直方駅のヤードの片隅に、もう使われなくなったC11341が放置されていました。多分筑豊炭田の支線で中小炭鉱から石炭車を集めたり、短い旅客列車を牽いたりしていたのでしょう。

中小の炭鉱が次々と閉山になっていたので、まだ小型の新しいC11が廃車となり、古い大型のD50や9600が活躍をつづけていました。
直方機関区の給炭台

直方機関区には写真のような立派な給炭台が設置されていました。炭鉱が全盛期だった頃に建設されたのでしょう、とても大きなものでした。

石炭がたくさん掘り出されていた頃には、D50や9600が次々とこの給炭台でテンダーに石炭を積み込んでいたのでしょう。
炭鉱で使われた小型電気機関車

写真5と6は炭鉱の坑外用小型電気機関車で、直方駅近くの石炭博物館に保存されていたものです。

横から見るとマトモな凸形電気機関車ですが、正面から見ると極端に巾の狭い機関車です。炭鉱の坑道の外で使われていた電気機関車なので、架線が高い位置にあった為なのか横から見ると普通のプロポーションのパンタグラフが搭載されています。
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