レイアウト

レイアウトにおける水面の広さ

レイアウトにおける水面の広さ

SC001 Web#=4 掲載2007/12/7

レイアウトを計画する時に必ず欲しくなるのが湖や池などの水面でしょう。左の写真は琵琶湖の北部に有る桜並木で有名な赤穂御崎を湖面から眺めたところです。このような日本的絶景には憧れるのですが、レイアウトの世界ではほんの一部を表現しようとしても広さという障害があります。遊覧船から湖岸まではおよそ200m(HOスケールで2m以上)、崖の高さは水面から20〜30m(同じく25〜40cm)も有ります。

右の写真はぐっと狭い近所の池ですが、これでも対岸までは100m以上(HOスケールで1m以上)でスケールモデルでは湖岸のごく一部しか再現できません。

この写真は植花夢(ウエルカム!)と言う造園会社の見本園で見つけた人口の池(水溜り)です。これならスケールモデルも視野に入ってきます。

上の写真の規模の池だと常に水が流れ込む小川か泉が必要です、でないとすぐに涸れてしまいます。小川の流れの底に沈んだ流木、石、枯葉も表現したいところです。

池をレイアウトに持ち込むのでしたら、水面に動きが欲しいところです。これは大学の構内にある池で飼われている鴨で、水面を動いていくと小さなウェーキ(航跡)が起きます。池の畔にはショットガンを抱えたハンターと猟犬を忍ばせたいですね。