古い車輌の写真

大阪地下鉄 2 中央線

6100形 6109

RP178 Web#=311 掲載2009/6/12

写真1は6100形6109、1967/10/15大阪地下鉄中央線朝潮橋駅にて。

6100形は6000形の増備として11輌が作られ、6000形と同様にオレンジ・グレー・白の複雑な塗装で登場しました。当時の中央線はそれほど沢山の輸送需要が無かった(6000形6輌+6100形11輌)ので単行運転が出来るように両運転台でした。1968年から6000形は800形に、6100形は900形に改番されました。また塗装が標準色のアイボリーとイエローのツートンカラーに変更されました。1969年中央線全線のATSが改良され先頭車の正面助士席側の窓が3000系と同様に小型化されました。其の後1978年に中間T化され5900形に改番されました。1991年までに全て廃車となっています。

朝潮橋より遠望

写真2は1979/10/8大阪地下鉄中央線朝潮橋駅にて。

5000形5064を先頭とする列車を、朝潮橋駅から遠望しました。とても高い高架線で天気が快晴、光が充分すぎるほど当たっていました。

5000形 5016

5000形は大阪地下鉄初のM+M'ユニット車で合計94ユニット188輌が1960年から作られました。当初は第三軌条方式の各線で使われていましたが、1970年の万博輸送に際して、御堂筋線に在籍していた5000系が輸送力の大きな3000系に置き換えられました。

5000形 5031

ATS装置の改良があり、編成の先頭車両の助士席側前面窓が小型化されました。ラインカラーの表示、中間車となった車輌から運転台の撤去などの改造が施されていました。

度重なる改造を経て各線で主力として運用されていましたが、冷房装置が無いために1989年から20系への置換、余剰になった30系の転属などで1984年までに廃車となりました。

5000形 5067

5000形のうち最後まで残った5085が森之宮車両管理事務所に保存されています。残りの187輌はすべて解体されました。

5500形 5508

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