古い車輌の写真

岡山駅のC11

C11 251

RJ236 Web#=913 掲載2015/1/11

写真1〜4はC11形C11 251、1969/8/15 国鉄山陽本線岡山駅。

1943年日立製作所笠戸工場で新製、広島鉄道管理局備後十日町機関区へ配属。
1949年津山機関区へ転属、ここでずっと廃車になるまで活躍。
1971年津山機関区で廃車解体。

津山線で活躍していたC11には、写真6のC11 292ようなサイドタンクの動揺を防ぐ大きくて不細工なアングル材が取り付けられていませんでした。銀白色に光り輝くシールドビームのヘッドライトは残念ですが、すっきりとした近代型サバーバンタンクの原型を保っていました。

テ-ルライトを先頭に取り付けて、シールドビームのヘッドライトをテールライトに埋め込みたいのは私だけでしょうか?

C11 215

写真5はC11形C11 215、1969/8/15 国鉄山陽本線岡山駅。

1941年日本車輌名古屋で新製、名古屋鉄道管理局名古屋機関区へ配属。
1962年津山機関区へ転属。その後吹田第一機関区、大湊線管理所、小牛田運転区へ転属。
1974年会津若松機関区へ転属、廃車解体。

写真6はC11形C11 292、1970/2/27国鉄山陽本線姫路駅。

太いアングル材2本で左右のサイドタンクを連結しています。これは走行中のサイドタンクの動揺を防ぐ効果が有ったようです。しかしまるで素人細工のような不細工な工事です。このロコは後に国鉄新橋駅西口広場で保存されることになりましたが、この不細工なステーが撤去されたのは喜ばしいことです。



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