Bossの日記

2011/5/12 伊賀の里

伊賀の里への峠道

雨に煙る新緑と焼き物作りの山里、三重県伊賀市の丸柱へ出かけました。

少しばっかりケチって高速道路を通らなかったのは大正解! 強い雨の中、霧が舞っている深い山、明るい若葉彩の森をトンネル(いや隧道ズイドウ)や急カーブ(いや九十九折ツヅラオリ)で峠を越えて伊賀の山里(写真1)へ降りてきました。

針葉樹の杉が暗い葉色、広葉樹が出てきたばかりの薄い若葉色。コントラストが見事でした。

鎮守の森でしょうか、背の高い黒っぽい葉色の杉の木立が盆地の中から突き出していました。

丸柱地区の入り口で写真5のお洒落な古い建物を発見、ワタクシ好みの下見板張り洋館で明るいオイルペンキ塗り。大正時代に建てられた伊賀焼工業共同組合のハイカラな建物ですが、今は喫茶店になっていました。

インテリアは写真6の通りレトロで落ち着いた色使ひ、古い木の家具、ほの暗い白熱灯、木製の窓、漆喰の壁、外は雨と霧に包まれた山里の小道。鄙びた、でも美味しくて安いランチをいただきました。お客は私だけ。約束の時刻よりもかなり早く到着したので、車に載せてあるアンティーク・オルゴールのCDを掛けてもらいながら、ゆったりとした一時間を楽しみました。小雨の日本っていいですね〜。