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里山工房について

里山工房

AU002 Web#=14 掲載2007/11/24 修正1 2008/6/13

今から50年ほど前・・・日本がまだそんなに豊かでなかった頃、人里近くにある低い丘や山が里山と呼ばれていました。橡(クヌギ)や楢(ナラ)、椎(シイ)などからなる広葉樹林や、赤松や黒松からなる針葉樹林です。このような山林は村落に暮らす人々が共同で立木の枝打や間伐を行って薪炭を得たり、下草や落ち葉を採取して堆肥にしたりなどの人手が加わっていました。そのため木漏れ陽が林床まで届き明るく親しみやすい半自然の林が形成されていました。

鉄道模型のレイアウトを建設するのに手頃な田舎のローカル線や中小私鉄には、必ずこのような懐かしい里山と人里が必要です。今となっては里山の光景は石油エネルギーへの展観、開発や防災事業によってほとんどが失われています。

この懐かしい光景をレイアウト上に再現するために必要な樹木の模型を提供しようとして里山工房を立ち上げました。里山には予想外に多くの樹が茂っています。大量の樹木をレイアウト上に植林するためには樹木の模型は安価でなくてはいけません。そのためにいろいろと工夫を凝らしました。
キットでの提供・・・・こちら側の人件費を抑制するため
通信販売のみ・・・・・店舗の維持費を避けるため

里山工房は当時のリアルな里山だけではなくて、最近の里山や街路樹のリアルな模型を実現するために、植物学者の先生から得た植物生態学に基づくノウハウをサイト上で順次発表していきます。