Bossの日記

2007/12/5

BD013 Web#=58 掲載2007/12/5

今回もまたまた非鉄ですんません。今夜はDD54の記事をUpしました。

近所の母校である関西学院大学のランバス・チャペル(写真1)で行われた「イギリスの古楽」のクリスマス演奏会に行ってきました。アコースティック性能がとても優れたホール(じゃなくて礼拝堂)なのできれいな音がすごく大きなボリューム(ソプラノは大き過ぎたかな)で聞こえてきました。よく効いた暖房のせいか少しネムイ。

演奏家はご夫妻で、旦那さんがルネッサンスバロック・リュート(添付写真2の左側)でソロと伴奏、ソプラノが相応しい様式の衣装を着けた奥さんでした。

演し物が中世やルネッサンスのイギリスのクリスマス・ソング(ノエル)なのでかなり低めのピッチでのんびりした鄙びた感じ、なかなか優雅なひと時を過ごしてきました。しかも料金は無料!!って、わが母校はオシャレです。

ソプラノの奥さん(ちなみに小柄なかなりの美人)がちょっと顔を傾けて(癖かな?)、まるで私に語り掛けてくれるよう(たった50人ぐらいの聴衆)に歌われる鄙びたノエルには痺れます。

当時はダウランドなんかの暗い音楽(キーワードは失恋、死、あきらめ、涙etc.)が大流行していたためか、ホントに暗い。クリスマスの祝祭音楽が派手に演られるのかと思っていたのですが。今回はルネッサンス・リュートの伴奏とソプラノだけ。

次回はイースターなので、もっと賑やかなヤツを演じてくれるカナ。

写真4は開場直前のたそがれ時の図書館、写真5は終演後のライトアップです。