古い車輌の写真

C57 その1

C57108

RJ039 Web#=169 掲載2008/7/1 修正1 2008/7/6

1966/8/7に信越本線黒井駅にて撮影。これは頚城鉄道というオオモノの撮影の後、国鉄黒井駅で一休みしているとC57の牽引する列車が入って来ました。ちょうどカメラの前に停車してくれたので、ついでに撮ったものです。しまった、すぐ後のウインドウ・ヘッダーの無いオハニ?の写真も撮っておくべきだった。
このC57108はクルクルパーが付いているので、細身のボイラーと比較するとバランスを失うぐらい煙突の巨大さが目立ちますね。ナンバープレートが傾いて見えるのは気のせいでしょうか?

C57とD51

伊勢機関区でC57とD51が並んでるところを高い位置(プラットホームの上)から撮った写真です。C57の煙突が特別太くて長いのに注目してください。

C5711

福知山線宝塚駅で撮影したC5711です。残念ながら撮影日付は記録が残っていませんでした。大阪方のハズレに停車してくれたのですが、踏切から撮ると後の神戸銀行(今は何と言う銀行なんでしょう?)の看板が邪魔だナ。このアングルでC57を眺めると、巨大たこ焼き器のようなボックス・スポークの動輪が目立ちます。SLマニアの敵である架線注意の札、クルクルパー、シールドビームのヘッドライトがまだ付いていないのに注目してください。重油タンクや集煙装置もまだですヨ。

もう少し接近して撮ったC5711です。このアングルで眺める門鉄形ディフレクターが一番綺麗ですね。今は後の大きなお屋敷は無くなって、大きなショッピングセンターになっています。

発車直後のC5711です。このアングルで眺めると門鉄形ディフレクターはほとんど見えなくなります。遥か前方に薄く見えるのはライバルの阪急宝塚線の電車です。

このサイトを見てくださる皆さんはC57をどうご覧になりますか? 私は単なる無責任なファンなんですが、どうもボックス・スポークの動輪が好きになれません。それとボイラーの前端の角が丸く仕上げられているのも違和感があります。特に貨物用蒸気機関車であるD51の一次形がまるで旅客用の機関車のようにボイラー端が丸いのは、蒸気機関車の端正さを損なう余計なお世話だと思うんですが。

中途半端な装飾の付いた近代型旅客用蒸気機関車C57は、あまり好きになれなかったので写真を少ししか撮っていません。これから3回に分けて紹介します。

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