古い車輌の写真

学生時代の合宿 14 青森機関区 2 C62、D51

C62 38

RJ130 Web#=465 掲載2010/3/1

写真1〜3はC62形C62 38、1966/8/4東北本線青森機関区にて。

この蒸気機関車の前身は1945年に汽車製造で作られたD52 374です。戦争が終わり旅客列車の需要が大きくなったので、余剰の貨物列車用D52を1948年に汽車製造でハドソン2-C-2に改造したものです。改造といっても流用したのはボイラーぐらいで新造に近く、しかもこのC62 38は不調のボイラーを1956年に大宮工場で取り替えています。

大きな機関区に見られる大型の給炭台の下で石炭を積み込むC62 38。

背景は青森機関区の扇形庫です。

D51 427

写真4はD51形D51 427、1966/8/4東北本線青森機関区にて。

1940年日立製作所で作られました。容量3000リットルの大型重油タンクをテンダーに装備しています。廃車は1971年。

D51 1113

写真5はD51形D51 1113、1966/8/4東北本線青森機関区にて。

1944年に日本車輌で新造されました。ドームの両端が角ばっている戦時型です。よほど調子が悪かったのか、1956年に大宮工場でボイラーを交換しています。これも容量1300リットルの大型重油タンクをテンダーに装備しています。1967年に廃車となりました。背景は青森機関区の扇形庫側壁です。

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