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古い車輌の写真
神戸製鋼所尼崎製鉄所 2D2513
RF036 Web#=561 掲載2011/2/3写真1と2はD2513、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 D2513は汽車製造株式会社で作られたC型のディーゼル機関車です。写真を拡大してみるとD2513という番号のほかに、汽車会社の製造銘板と神戸製鋼所のトレードマークが見えます。 
番号のD25XXからの推測ですが重量は25tぐらいでしょうか、外側台枠（アウトサイドフレーム）でサイドロッド駆動です。車体の角は小さな半径の丸みがつけられており、汽車会社オリジナルの優しい印象を与えるデザインでした。写真から読み取れること以外にここのディーゼル機関車のデータは全くわかりません。製鉄所の事務所に入って在籍する機関車の諸元をメモさせてもらうなんていうことは到底不可能、学生の身分で正規の手続きを経て正門を通過することは出来ないと思っていたのです。
D2514
写真3はD2500形D2514、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。写真を拡大してみるとD2514という番号のほかに、日立製作所の製造銘板と神戸製鋼所のトレードマークが見えます。D2513とよく似たデザインですが、キャブの屋根と側面の窓に庇（ヒサシ）が付き、少し勇ましい印象を与えています。 D2517
写真4と5はD2500形D2517、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。写真を拡大してみるとD2517という番号のほかに、日立製作所の製造銘板と神戸製鋼所のトレードマークが見えます。 
端梁の前面左右に連結手が乗るためのステップが取り付けられています。これが後に発展していって、このステップからキャブ内の運転に必要な機器を無線で遠隔操作（日立製作所ではこの装置を遠隔自動運転装置と名づけています）できるようになって行きました。D2517と下のD2518は内側台枠（インサイドフレーム）となり、サイドロッド駆動のためのカウンターウエイトは動輪のスポークの間に鋳込まれるようになりました。 |
