NO 13
RF038 Web#=563 掲載2011/2/5写真1は19号のトリベ(取鍋)を積み込んだ熔銑台車NO 13、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 台車には高温の熔けた銑鉄が入った容器(トリベ 取鍋)が載せられています。耐火煉瓦で内張りされた取鍋は高温に曝されて塗装なんぞはとっくに消滅、産業用貨車でも一番汚れている種類ではないでしょうか。係員の人はか細いホースで水を掛けていますが、これがホントの「焼け石に水」でしょう。
NO 14

写真2は取鍋を降ろした熔銑台車NO 14、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 ここの高炉は規模が小さく、熔銑台車も写真のように小柄でした。あまりにも重い荷重のためか台車にバネというものが無く、超低速でしか運用できなかったのでしょう。
257

写真3は極めて低い側板の無蓋車257、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 ビレットとかシートバーと呼ばれる鋼塊を積むための汎用貨車でしょうか。
18

写真4はフラットカーに近い無蓋車18、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 インゴットをバラ積みするためのコンテナーを3個搭載しています。出来立てホヤホヤの熱いインゴットが積み込まれていて、後方のプラントで上から冷却水がぶっ掛けられるようになっています。このときに爆弾と同じようなキノコ雲が空高く舞い上がります。
226

写真5はフラットカーに近い無蓋車226、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 小さな無蓋車ですが、積荷が鉄のインゴットなので大変な重量が乗っていたのでしょう。
G11

写真6は連結手が乗り込む控車(トランスファーカブース?)G11、1977/5/8神戸製鋼所尼崎製鉄所専用線。 粘着重量を稼ぐために車掌室?の前後に積まれているのは鉄のウエイト(錘 オモリ)でしょう。
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