古い車輌の写真

亀山機関区

C11 345

RJ238 Web#=915 掲載2015/1/15

写真1はC11形C11 345、1967/8/24 国鉄関西線亀山機関区。

1946年日本車輌名古屋で新製、大阪鉄道管理局山田機関区相可口駐泊所に配属。紀伊長島機関区、伊勢機関区等で活躍。
1963年亀山機関区へ転属。
1969年姫路第一機関区へ転属。
1972年会津若松機関区へ転属。
1973年会津若松機関区で廃車、解体。

C50 76

写真2はC50形C50 76、1967/8/24 国鉄関西線亀山機関区。

1929年川崎車輛兵庫工場で新製、大阪鉄道管理局( 機関区名不詳 )に配属。
1941年亀山機関区へ配属され、転属することなく入換専用機として永く活躍。
1970年亀山機関区で廃車、解体。

C50形蒸気機関車は8620形と比べて軸重が重かった為に、本線ではなくて入換用に使われていました。地味な生涯を送った為か保存されたのは158輌の内の約3%の5輌程度です。D51形は1184輌作られて、デコイチのニックネームが有名だったせいか約15%の180輌近くが保存されています。

C57 26

写真3はC57形C57 26、1967/8/24 国鉄関西線亀山機関区。

1938年川崎車輛兵庫工場で新製、名古屋鉄道管理局浜松機関区へ配属。
1959年頃重油併燃装置が取り付けられました。
1963年亀山機関区へ転属。
1971年亀山機関区で廃車。
1972年高崎鉄道管理局長と行田市長との間で無償貸与契約締結。埼玉県行田市役所で保存。

関西線の難所加太越えに備えて、ボイラーの上に重油タンク、煙突には集煙装置が装備されていました。

このC57は行田市文化会館隣接の市民プール前に屋根なしで保存されています。ボイラーの上に設置された重油タンクは残っていますが、煙突周りは煙除け装置を外されてすっきりとしています。



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