古い車輌の写真

神戸電鉄 1 元ガソリンカーが在籍していた頃

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RP045 Web#=101 掲載2008/4/8

このページの写真は私が高校生の時に撮影したもので、使用機材はオリンパス・ペンSというハーフサイズのカメラです。まだまだカメラと言うモノに慣れていない頃だったので、カメラブレや露出のマチガイ(天候が悪くて)は勘弁してください。撮影は1963年ごろで、場所は三田線の道場南口駅です。

写真1と2は103、登山鉄道特有の短い電車がゆっくりときつい勾配を登っていくパワーに驚いていました。

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写真3は131、元相模鉄道のガソリンカーをクハに改造したものです。大都会である神戸の近郊でこのような田舎びた短い電車に出会うとは想像外(まだ鉄道の文献が手元になかったので)でした。

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この頃には神戸電鉄が新しいデザインの新車を続々と投入していました。予算の関係なのか一部は旧型車の機器を流用して、車体だけ新製した800系も作られました。

大きなパンタグラフが新しい車体には似合わないのでしょうか。この頃の新車は当然エアコンが装備されていませんでしたので、屋根の上はすっきりです。

クリーム色とオレンジ色のツートンカラーが、まだまだ山林や渓谷の緑豊かな沿線風景に映えていました。

このページの写真は今から40年以上前1964年ごろの撮影と思います。今ごろこの辺りは落ち着いた瀟洒な戸建住宅が建ち並ぶベッドタウンとなっています。この駅の近くに第3車庫が建設され、電気機関車やホッパ電車(クホ、サホ)に砕石を積込む作業を見ることができます。

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