古い車輌の写真

神戸電鉄 4 新型電車と事業用車輌

1310

RP048 Web#=104 掲載2008/4/11

鈴蘭台駅で1975/11/16に撮影した1310です。1975年ともなると駅で待っていても来る電車は全て新型電車ばかり、番号を見ないと型式が分かりませんでした。同系列の電車は800形、1000形、1050形、1070形、1100形、1150形、1300形、1350形、1320形、1370形、1500形です。

同じところで撮影した1103です。今では中堅か古参に近くなっていますが、この頃はまだまだ新鋭でした。エアコンが無いのは当時の通勤車輌の常識です。

同じく1975/11/16鈴蘭台駅での3004です。神戸電鉄の新鋭車輌は1000番台のスタイルとこの3000番台のスタイルの二本立てになったいるのはナゼでしょうか。

鈴蘭台車庫の側線で休んでいるED2001で1975/11/16撮影です。形式はED2000ですが、車体の標記は2001だけでした。現在は新鋭車輌に番号を譲って改番されてED701となっています。就役当初は国鉄からの貨物列車を牽引したこともあったようですが、今ではホッパー貨車であるサホ762+クホ761とつないでプッシュプル編成で保線用の砕石を運搬する仕事についています。新製当時は国鉄のEF15形が大量に作られており、車体の設計もその影響を受けています。ヘッドライトがシールドビームに取り替えられた以外は、ほとんど原型を保っています。

1966/9/10鈴蘭台車庫で撮影した保線用の無蓋貨車トム522です。この頃はまだどこの車庫に行ってもこのような雑用に使われる古い無蓋車が在籍していました。

1966/9/10鈴蘭台車庫で撮影したお手製のクレーンを搭載した保線用のフラットカーチム711です。元はトム辺りだったのでしょう。今ではこのような貨車はほとんどが車籍の無い保線トロッコに置き換えられてしまいました。

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