熱海軽便鉄道の7号蒸気機関車
RJ011 Web#=18 掲載2007/12/16国鉄鷹取工場で1969/9/4に撮影の続きです。
写真1はもと熱海軽便鉄道の7号蒸気機関車です。反対側はカットボディーとなっていました。池貝製作所製で4トンもない超小型です。今は国鉄熱海駅前にある足湯のそばで、カットボディーはきれいに復元されて屋外展示保存されています。
貨車移動機
写真2と3はなにやら得体の知れない貨車移動機です。まだ小型機関車の標準設計が確立されていない時代に使われたものの残骸でしょう。右の写真の後方は230型233号蒸気機関車です。
左の写真の様に小さな機関車は多分ガソリン機関だったと思います。後方はED27型電気機関車ED27 2です。
ワム3500型
国鉄の工場には必ずこのような貨車ファンにはたまらない改造貨車が残されていました。モトネタはワム3500型です。番号が横線で乱暴に抹消されてることから廃車除籍後に工場構内で使われていたものです。このような窓では本線上を走るわけには行きません。端梁のバッファーを取り外した跡に注目してください、古い車です。
ポット・スリーパー
工場の片隅に小さな庭(前栽?)が作られており、ヘンテコなオブジェが飾られていました。 左の丸いモノは2個が一組になって双頭レールを支えたポット・スリーパーというものです、つまり最初に鉄道が敷設された時にごく短期間だけ使われた枕木のようなものです。 鋳物で出来た水槽のようなものですがIGRと言うマークが鋳出されています。IGR=Imperial Government Railway=帝国鉄道庁でしょう。
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