ED606
RJ012 Web#=19 掲載2007/12/17鷹取工場には電気機関車もたくさん入場していました。 写真1は当時阪和線で活躍していたED606が全検上がりのピッカピカの車体を輝かせながら建屋から出てきました。こうしてシックな焦茶色の真新しい塗装を纏った電気機関車は、後年の青とクリーム色の塗分塗装よりも好ましいとは感じられませんか?
ED271
写真1はED271です。宮城電鉄がアメリカのボールドウイン(機械部分)とウエスティングハウス(電気部分)から輸入した電気機関車で当初はキ1型キ1号でした。買収によって国鉄籍となり長らく仙石線や宇部線で使用された後に鷹取工場へやってきたものです。このタイプの電気機関車は何台も輸入され、地方の電鉄で軽量貨物列車の牽引に賞用されていました。
ED272
写真2はED272で同じような経歴を辿っています。宮城電鉄時代に箱型の車体を新造して有蓋電動貨車キワ2(後にデワ2)となりました。
EF525
写真4は修繕に入場したEF525です。まだまだ阪和線の貨物列車で現役として活躍していた時代です。写真4と5、6は1969/8/11撮影。
クモハ20103
阪和線で使われていたクモハ20103です。この車はどうも入換用の機械設備扱い(構内牽引車)だったようで、営業車のように綺麗に保守されていません(前扉の上の水切りが失われています)でした。でもまだまだ旧阪和時代の美しい窓と平滑な車体が残されていました。
車掌室や連結面の窓上部まで綺麗な曲線の処理がなされています。
|