古い車輌の写真

名鉄岐阜市内線 4 570,580,590

574

RP105 Web#=188 掲載2008/7/24

写真1はモ570形574、1976/1/25市ノ坪車庫にて撮影。モ570形の詳細は前回を参照してください。

575

写真2はモ570形575、1966/12/27徹明町停留場にて撮影。

583

写真3はモ580型583、1976/1/25新岐阜駅構内側線にて撮影。

モ580形は1955年に581〜584の4両が製造され岐阜市内線に就役しました。1976年モ584が廃車となり、581〜583の3両は美濃町線に転属して使われていましたが1980年モ880形の新造入線に伴い廃車となりまた。その後豊橋鉄道に譲渡されワンマン化改造を受けて、584はモ3201、581はモ3202、582はモ3203となりました。

591

写真4はモ590形591、1976/1/25徹明町停留場にて撮影。モ590形は1957年日本車輌で5両製造されました。モ580形のモーターを増強した車両で、当初は岐阜市内支線用でしたが、モ570形と交替で美濃町線に転属、1971年にはギヤ比を変更して高速化しました。1983年に591〜593をワンマン改造し、残りの594と595は廃車となりました。1999年に新関〜美濃間が廃止されると美濃町線運行に戻されました。

592

1966/12/27岐阜駅前停留場にて撮影。1999年に591と592が冷房化され、前面も大幅に改造されました。2005年に廃線となった後、冷房改造された591と592は土佐電気鉄道に譲渡され、591、592の元の番号のままで就役しました。譲渡の際にはアルナ車両で行き先表示のLED化と運転台から見て右側の扉が埋められて固定窓とし前中の2扉車とする改造が行われました。

593

写真5はモ590形593、1976/1/25市ノ坪車庫にて撮影。593は2004年に旧塗装に戻され団体輸送に従事していました。廃線となった後、593は旧美濃駅にて保存展示されています。

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