古い車輌の写真

神戸高速鉄道開通

RP109 Web#=194 掲載2008/7/30

阪急、阪神と山陽電鉄、神戸電鉄を神戸で結ぶ神戸高速鉄道株式会社が開業したのは1966/4/7日曜日のことです。身近でこれほど大規模な新線開通はもう無いだろうということで、形式写真ファンの私でもカメラを手に阪急の六甲駅、阪神の大石駅、山陽の須磨浦公園駅をうろうろと往復しました。
写真1は阪神電鉄の大石駅で阪神と山陽の電車が顔を揃えたところです。3本とも当時の新鋭車輌ですが、今では全て鬼籍に入っています。

写真2は須磨浦のケーブルカーの下をくぐって山陽電鉄線の駅に進入してくる阪急電鉄の2001です。まだこの頃の2000系は冷房装置を積んでいませんでした。せっかく山陽電鉄が須磨浦公園駅までプラットホームの延長工事をしたのですが、阪急の乗り入れがなくなってしまい残念なことです。

写真3は山陽電鉄線内の阪急電車の2000系第一号編成の神戸方先頭車2050です。

写真3は国道2号線沿いの山陽電鉄線を走る阪急電車の中から山陽電鉄ご自慢のアルミカーを撮影しました。

写真4は阪急六甲駅に到着した山陽電車のステンレスカーです。屋根の上の箱はエアコンではなくて、単なるベンチレーターです。当時としてはまだ珍しかった橋上駅の窓から本線を見下ろしたところです。手前側のホームに入っている阪急電車は屋根の構造から800系ではないかと思います。乗客を降ろした山陽電車はこのまま進み、六甲駅と御影駅との中間に設けられた留置線に停車してから三宮方面に向かって出発します。、

写真5は阪急六甲駅で阪急電車の2007と顔を並べた山陽電車のステンレスカーです。阪急線に乗り入れてくる山陽電車は俊足新鋭の2000系以降ばかりでしたが、時たまロクサン更新の2700形が入線することもありました。

       前のページ 次のページ