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古い車輌の写真
阪急今津線 4 300形318![]() 写真1は300形318、1965/2/1西宮北口車庫にて。この318はもう廃車となったためかヘッドライトが取り外され、仮の台車を履いていました。 阪急の300形は阪急初の半鋼製車体を持つ電車で、阪神急行電鉄時代の1924年に汽車製造東京支店で、クモハである500形500〜509(1935年の改番後300〜309)の10輌が作られました。翌年の1925年には500形と連結して運行するためのクハである700形700〜709(後の改番後は310〜319)の10輌が川崎造船所(現在の川崎重工業)兵庫工場で作られました。 308![]() 車体はリベットだらけの角張ったもので木造車の設計を引きずっているのか床下にキングポストが設けられています。屋根の上にはお椀型のベンチレーターが取り付けられていました。木製の車内はニスで仕上げられており、シャンデリアのような装飾のついたデザインの灯具が採用されていました。 310![]() 当初、300〜309の台車はブリル27-MCB-2、310〜319はボールドウインのイコライザー台車であるBW-78-25AA相当を履いていました。 316![]() 製造直後は神戸線で活躍していましたが、700形は宝塚線における3両連結運転開始に伴い1926年に全車宝塚線に転属し、木造車である51形の中間車として使用されました。神戸線に残っていた500形(500〜509)も1935年に300形(300〜309)に改番され1940年までに宝塚線に転属となりました。 317![]() 前のページ 次のページ |