古い車輌の写真

直方機関区 3 D60

D6057

RJ079 Web#=260 掲載2008/12/27

写真1はD60形D6057、1972/5/4国鉄筑豊本線直方機関区にて。

このD6057は1924年に川崎造船所で9900型9933として製造され、後年D5034に改称されました。1954年に国鉄浜松工場でD6057に改造されました。

写真2は同じD6057、1972/5/6国鉄筑豊本線直方機関区にて。

このD6057は化粧煙突の延長が行われていなかったのでしょうか、原型を留めています。すぐ後につながれているD60と比べるとよく分かりますが、原型の煙突の方がより速そうに感じますがいかがでしょうか?

廃車のD60 番号不明

機関区のすぐ側をの公道から撮影できる位置にD60の廃車が置かれていました。廃車になってから日数が経過したのでしょうか、煙室扉に錆が目立ちます。ナンバープレートがマニアによる盗難を恐れてか、取り外されているのがとても寂しい。

写真4と5は写真3の上に見える跨線橋からナンバープレートの無いD60を見下ろしたところです。

テンダーの炭庫に取り付けられていた仕切り板が撤去されています。

このD60の化粧煙突は先端が無くなっているのでしょか、少し形がおかしくなっていました。シールドビームのヘッドライトは似合いませんね。

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