古い車輌の写真

津軽鉄道 2

キハ2400形 キハ2402

RP161 Web#=294 掲載2009/5/18修正1 2009/8/5

写真1はキハ2400形キハ2402、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。

1950年10月に新潟鐵工所にて新造された半鋼製ボギー車。全長は16.2m、長さは3.75m、幅は2.74mであり、エンジンは、日野DA55A(115PS)を1基搭載し、台車はTR26である。当初は主力車として運用されたが、キハ24000形を導入した際に客車代用となり、2402は1971年に廃車、2403も1975年11月に廃車となりました。

キハ2400形 キハ2405

写真2はキハ2400形キハ2405、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。

これは三岐鉄道が1931年の開業の際に日本車輌製造本店で新造された5輌の小型ガソリンカーキハ1〜5で、少し前に竣功している滋賀県の江若鉄道キニ3と同じ図面で製作されました。1951年になって戦車のエンジンの払下げを受けて、ディーゼル化されました。旅客輸送の電車化により1957年にキハ3が廃車となり津軽鉄道へ譲渡されてキハ2404、1958年にキハ2、キハ1も廃車となり津軽鉄道キハ2405と2406として竣工しました。

別府鉄道キハ2

写真3は別府鉄道キハ形キハ2、1974/4/20別府鉄道別府港機関区にて。

これは同じグループに属する元三岐鉄道キハ5で、別府鉄道に譲渡されてキハ2(2代目)となり、別府鉄道野口線で旅客列車に使われていた時代の写真です。

キハ24000形 キハ24021

写真4はキハ24000形キハ24021、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。

1962年から1967年にかけて新潟鐵工所にて作られたディーゼルカーで、基本設計は国鉄キハ20形と同じです。エンジンは国鉄標準型のDMH17C、台車はDT22です。軽快気動車シリーズの津軽21形ディーゼルカー5輌が入線すると予備車となり1997年(キハ24021、24024)と2000年(キハ24022、24023)に廃車されました。

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