ワム1形 ワム1
RP163 Web#=296 掲載2009/5/20写真1はワム1形ワム1、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。 津軽鉄道は開業に際して24輌の貨車を準備しました。全て1929年日本車輌東京支店で新造されました。ワム1形はワム1〜6の6輌が作られました。 津軽鉄道の貨車は国鉄払下の1台(ト8)だけ12トン積みでしたが、残りは全て大型の15トン積でした。
ワフ1形 ワフ1

写真2はワフ1形ワフ1、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。 1929年日本車輌東京支店でワフ1〜3の3輌が作られました。
トム1形 トム2

写真3はトム1形トム2、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。 1929年日本車輌東京支店でトム1〜12の12両が作られた。側板の一部がアオリ戸で無いのは古い無蓋車の特徴です。
ユキ1形 キ1

写真4と5はユキ1形キ1、1966/8/5津軽鉄道津軽五所川原駅にて。 1930年日本車輌製の単線式木造ラッセル車。長い煙突の上に巨大なトルペード形ベンチレーター(針金で補強されている!)が載っています。木造で国鉄の古いアメリカ製雪掻車キ1形(元ユキ15形)を模したものでしょうか。台車は古いアーチバーを履いているのに注目して下さい。妻面に屋根に上るための大きな梯子が付いているのは、アメリカ形貨車の影響のようです。

もう使われなくなったのか。ガラス窓が割れているのが哀しい。1967年に国鉄からキ100形キ120(1933年鉄道省大宮工場製)の譲渡を受けてキ100形キ101として就役しているので、このキ1は撮影後間もなく解体されたことでしょう。
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