古い車輌の写真

富山地方鉄道 2 ロマンスカー 2

モハ10020形 モハ10023

RP166 Web#=299 掲載2009/5/28

写真1はモハ10020形モハ10023、1973/6/2富山地方鉄道稲荷町車庫にて。

モハ10020形は日本車輌で1961年にモハ10021+サハ221+モハ10022の3輌連結として作られました。1969年にサハ221が編成から外されて2輌連結となりました。1983年に冷房化、後にヘッドライトが3灯からシールドビーム2灯に変更となり、正面の表情が変わりました。この第1編成は2005年に廃車となっています。

2007年にこの10020形電車を会場とした結婚披露宴が行われ、特製のヘッドマークを掲出して団体列車として運行されました。

モハ10020形 モハ10024

写真2はモハ10020形モハ10024、1973/6/2富山地方鉄道稲荷町車庫にて。

モハ10020形の増備として日本車輌で1964年に3輌連結2編成が作られました。第1編成と同じ様に第2編成は1969年にサハ222が編成から外されて2輌連結となり、1983年に冷房化、後にヘッドライトがシールドビーム2灯に改造されています。この第2編成は2006年に廃車となっています。

モハ14720形 モハ14721

写真3はモハ14720形モハ14721、1973/6/2富山地方鉄道稲荷町車庫にて。

モハ14720形は日本車輌で1962年に2輌が作られました。モハ10020形がMMユニットだったのに対し、モハ14720形は単独走行可能な1Mとして設計されました。製造当初はモハ14721+サハ222+モハ14722の3輌連結で就役しましたが、後にサハ222はクハ172となってモハ14720形の1輌と2輌編成を組むようになりました。

クハ170形 クハ171

写真4はクハ170形クハ171、1973/6/2富山地方鉄道稲荷町車庫にて。

モハ10020形第1編成に組みこまれていたサハ221は、運転台を取り付けてクハ171(2代目)となりモハ14720形と2輌編成を組みました。

写真5はモハ14720形モハ14722、1973/6/1富山地方鉄道宇奈月温泉駅にて。

1969年に富山県で行われた全国植樹祭では、モハ14721+サハ222+モハ14722の3両編成でお召し列車として運行されました。サハ222の車内にソファとテーブルが設置されました。

       前のページ 次のページ