古い車輌の写真

富山地方鉄道 8 電気機関車 2

デキ12020形 デキ12021

RP1 Web#=3 掲載2009/6/

写真1と2はデキ12020形デキ12021、1973/6/2富山地鉄稲荷町車庫にて。

関西電力が黒部川第四発電所建設に伴う資材輸送のため、1958年に東芝で製造した自重30t、出力360KWの電気機関車です。黒四発電所の建設工事が終了してから富山地方鉄道に譲渡されました。

薄いグレーとオレンジ色のツートンカラー(ただし褪色して薄い色になっている)で、各部に曲線を取り入れた独特のデザインです。

貨物営業をやめてしまったので、保線用として稲荷町車庫(現稲荷町テクニカル・センター)に留置されています。

元富山地鉄デキ19040形 デキ19041、現三岐鉄道ED45形 ED454

写真3は元富山地鉄デキ19040形デキ19041で、現在は三岐鉄道のEDED45形 ED454、1978/5/14保々工場にて。

小野田セメント(現太平洋セメント)が富山県の有峰ダム建設のセメント輸送用として1957年に東洋電機製造と東洋工機で製造した富山地方鉄道デキ19040形19041と19042です。重量は45t出力は568KW、東洋工機独特の丸っこい車体でした。でした。富山地方鉄道には一時的に車籍を置いていただけで、工事が終われば三岐鉄道へ移動することが決まっていました。したがって設計は三岐鉄道のED45形1次車と同じでした。1960年に三岐鉄道に回送され、後にヘッドライトがシールドビーム2灯に交換されています。現在も重連で三岐鉄道の貨物列車を牽引して活躍中。

ト24形 ト24

写真4はト24形ト24、1973/6/2富山地鉄稲荷町車庫にて。

元富山県営鉄道の無蓋車で1939年日本車輌製、古いタイプの全鋼製無蓋車です。

80形 ホキ81

写真5は80形ホキ81、1973/6/2富山地鉄稲荷町車庫にて。

1962年富士重工製で国鉄のバラスト撒布用ホキ800形と同じ設計です。

テム50形 テム51

写真6はテム50形テム51、1973/6/2富山地鉄電鉄富山駅側線にて。

電鉄富山駅の側線の端っこで物置として活用されていたと思います。

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