古い車輌の写真

熊本市電 2

1000型 1003

RP005 Web#=33 掲載2008/1/7


熊本市電の続きです。ここの車庫は都会の真ん中だったので留置線が少なく撮り難いところでした。

写真1は1000型1003、車体の真ん中で少し外側に膨らんだデザインが新鮮でした。元大阪市電の901型です。

1090型 1093

写真2は1090型1093、熊本市電の標準型でしょうか。ベージュ色のワンマンカー塗装が新鮮に見えました。元は188形188・189と190形191〜195で、ワンマン化とともに1090形1091〜1097となりました。

1200型 1207

写真3は1200型1207です。当初は200型と称していましたが、ワンマン化に伴い1200型となりました。1200型の1202と1208は日本で始めての冷房装置を搭載した路面電車です。

1350型 1352

写真4は1350型1352、写真5は同じく1353です。1352は仮台車を履いていて、修理中でした。元は350型と称していましたが、ワンマン化改造の際に1350型になりました。

1350型 1353

熊本市電はそれほど規模が大きくなかったので、代表的な電車はこれで撮り尽くしていると思います。今の熊本市にはこの世代の改造で冷房装置を搭載した電車とともに、最新鋭のVVVF(営業用車輌としては日本で初めてのVVVFインバーター制御)や車軸の無い連接式超低床LRTの優れた電車が走っています。

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