古い車輌の写真

熊本市電 3

RP528 Web#=777 掲載2012/9/2

高校時代に撮ったスナップを整理していたら鉄の写真が見つかりました。熊本市電3と4は私が高校の修学旅行で九州を巡った時にバスの窓などから撮影したものです。写真は団体行動の途中で撮影したもので、被写体が遠くて小さいとか、カメラブレが多いとかの欠点を抱えています。移動中のため撮影地点もよくわかりません。

122

写真1は120形122、1965/3/11。

1949年に熊本市交通局は120形121〜126の6輌を日立製作所で製造しました。全長12.8m、自重15.0t、出力50psX2、定員80名、台車は日立製。
1972/8/3に再度熊本市電を訪問、121を撮影しています。熊本市電 2 へ

ワンマン化の対象から外れ、1972年までに廃車されました。


134

写真2は130形134、1965/3/11。

1949年に熊本市交通局は130形131〜135の5輌を広瀬車輛で製造しました。全長12.8m、自重15.0t、出力50psX2、定員80名、台車は扶桑金属製。
120形と130形は設計が同じで120形の連番になる予定でしたが、この時期に後退した市長の至上命令で形式を変えることとなりました。
1972/8/3に再度熊本市電を訪問、この134を撮影しています。熊本市電 2 へ

135

写真3は130形135、1965/3/10。

ワンマン化の対象から外れ、1972年までに廃車されました。

151

写真4は150形151、1965/3/11。

1950年に熊本市交通局は150形151〜154の4輌を広瀬車輛で製造しました。全長12.8m、自重15.0t、出力50psX2、定員80名、台車は扶桑金属製。
1968年150形はワンマン化改造され、1050形1051〜1054となりました。

182

写真5は180形182、1965/3/11。

1954年に熊本市交通局は180形181〜187の7輌を製造しました。181〜183、186と187は新木南車輛、184と185は東洋工機製です。全長12.0m、自重14.2t、出力38kwX2、定員70名、台車は181〜185が住友製FS67、186と187は日立製。
1968年にワンマン化改造を受けて1080形1081〜1087となりました。
1977年1086と1087が廃車。
1980年に残り5両は冷房化。
1992年に1084が廃車。2001年に1082と1083が廃車。残りの1081と1085は予備車となってあまり稼働していないようです。
   熊本市電 2 へ
   前のページ 次のページ