モハ120形 121
RP186 Web#=321 掲載2009/6/22写真1はモハ120形121、1981/夏、伊予鉄道高浜線古町車庫にて。 伊予鉄モハ120形のうち121〜123とクハ421は京浜急行電鉄が1947年に、三井造船の玉野製作所で製造したデハ400形 (初代)のうち4両です。デハ400形は1965年から更新修繕が行われましたが、そのときに不要となった車体を西武鉄道の所沢工場でノーシル・ノーヘッダ化し、西武鉄道手持ちの足回りを組み合わせてモハ120形としました。どうも西武所沢工場による1968年の新造扱いで京浜急行の旧番号との対照は出来ないようです。モハ120形121は片運転台となっています.
モハ120形 122

写真2と3はモハ120形122、1981/夏、伊予鉄道高浜線古町車庫にて。 モハ120形122は増結用として両運転台で、非パンタ側は貫通式となっています。

121〜123は同形で2〜4両編成を組んで活躍していましたが、700系の増備により1989年に全車廃車されました。
モハ120形 123

モハ120形123は増結用として両運転台で、非パンタ側は貫通式となっています。 この頃の伊予鉄道旧型電車は全てヘッドライトがシールドビームの金壷眼になっていたのはマニアとして残念です。
モハ120形 124

伊予鉄モハ120形のうち124と125は小田急電鉄が1949年に、川崎車輌で製造したデハ1900形のうちの2両です。1978年に譲渡を受けましたが、その際に非貫通化と運転台の中央への移設などの改造を受けています。写真の124の旧番はデハ1902です。124と125は主としてモハ110の増結車として活躍しましたが、700系の増備により、1989年に全車廃車されました。
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