ワフ101
RP205 Web#=351 掲載2009/8/10写真1はワフ101形ワフ101、1969/9/8別府鉄道別府港駅ヤードにて。 ワフ101はドイツのバンデル・チーペンで作られた古典貨車でした。撮影した頃には残念ながら窓ガラスの代わりに板が打ち付けられており、手ブレーキの減速ギアのカバーも失われていました。有蓋貨車としてはきわめて背が低く、松葉スポークの車輪とともに古さをアピールしていました。普通は車掌室の扉の下に取り付けられるステップが貨物扉の下に取り付けられています。
ワ124

写真2はワ1形ワ124、1969/9/8別府鉄道別府港駅ヤードにて。 元国鉄のワ3090で1921年に別府鉄道にやってきてワフ102となりました。1955年にワ124と改番され、その頃に車体が鋼体化されました。木造車体を廃棄し下回りを流用して、まるで鉄製有蓋車(テ)のような新製鋼製車体と載せ換えたものと思われます。
ワ126

写真3はワ1形ワ126、1969/9/8別府鉄道別府港駅ヤードにて。 元国鉄のワ5200で19481年に別府鉄道に譲渡されワ6となりました。1953年にワ126と改番され、1955年に車体が鋼体化されました。
ワ129

写真4はワ1形ワ129、1969/9/8別府鉄道別府港駅ヤードにて。 このワ129だけが一般的なワまたはスのような車体を持っていました。
ワ130

写真5はワ1形ワ130、1970/3/11別府鉄道別府港駅ヤードにて。 元々は国鉄の有蓋貨車で出石鉄道に払い下げられてワ484となり、1948年に別府鉄道に譲渡されワ10となりました。1955年にワ130と改番され、車体が鋼体化されました。 救援車代用であったためか貨物扉の下にステップが取り付けられています、また妻面上部の明り取りの小さな丸窓にも注目してください。
有蓋車の廃車体

写真6はワ1形の廃車体、1969/9/8別府鉄道別府港駅付近にて。 この貨車は沿線でまだ倉庫として現役のようです。
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