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RP214 Web#=360 掲載2009/8/22写真1はモ7000形7009、1976/1/25名古屋鉄道名古屋本線岐阜駅にて。 鉄道ファンの私にとってパノラマカーは思い出深い車輌です。鉄道ファンとして私が雑誌の講読を始めたとき、鉄道ピクトリアル誌120号、鉄道ファン誌創刊号で大きく取り上げられていました。高校生の私には名古屋は遠く、乗ってみるチャンスには恵まれませんでした。今までの電車には無かったデザインと真紅の塗装には驚かされました。
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写真2はモ7000形7010、1976/1/25名古屋鉄道名古屋本線岐阜駅にて。 一緒に掲載されていた記事によると名鉄には味わい深いローカル線と木造電車がたくさん就役していました。貨物営業も盛んで大小さまざまな電気機関車(木造のデキもありました)が活躍し、入換作業用には小型のディーゼル機関車や蒸気機関車までもが運用されていまた。
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写真3はモ7500形7524、1976/1/25名古屋鉄道名古屋本線岐阜駅にて。 まさかこの新鋭電車に廃車の日が来るとは想像もできなかったのですが、今月(2009/8)限りで運用からはずされるようです。このような特急列車に特化した車輌は状態が良くてもローカル私鉄で2度目のお役目は無理のようです。
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写真4はク2730形2739、1976/1/25名古屋鉄道名古屋本線岐阜駅にて。 1957年から名鉄は古い木造車の台車や機器を利用して日本車輌で長さ17mの全金属製車体新造による更新(モ3700+ク2700)を始めました。これを始まりとして日本車輌は1958年からよく似たデザインで2扉全金属製車体の地方鉄道向け電車をたくさん作りました。
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写真5はモ3730形3739、1976/1/25名古屋鉄道名古屋本線岐阜駅にて。 3700+ク2700シリーズに高運転台と両開扉を装備したのがモ3730+ク2730です。台車はモーターを取り外した雑多な輸入台車が流用されていましたが、後に他の廃車となった電車が履いていた日車D-16やD-18に取り替えられていきました。重い冷房装置の搭載は、モーターの出力不足で無理だったようです。 大きさが手頃で大量に在籍していたので、1996年まで名鉄の各線で使用されていました。
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