古い車輌の写真

西日本鉄道 6 福岡市内線 2

596

RP226 Web#=376 掲載2009/9/16

写真1は561形598、1971/5/2西日本鉄道貝塚線貝塚車庫にて。

500形とほとんど変わらない設計で1948年〜1951年に561形が561〜608の48輌作られました。メーカーは日本車輌、近畿車輛、日立製作所、日本鉄道自動車の4社でした。なお福岡市内線の601〜608が北九州線の600形と同じ番号だったのですが、管理上問題は無かったのでしょうか?

1960年〜1970年にかけて近代化改装(アルミサッシ化や蛍光灯化)やワンマンカー化改造が実施されました。

600

写真2は561形600、1976/3/27西日本鉄道貝塚線貝塚車庫にて。

1975年に福岡市内線の一部が廃止になった際に、561〜593が北九州線へ転属しています。残りは1979年の全線廃止まで活躍し、他社に譲渡されること無く廃車となりました。

604

写真3は561形604、1971/5/2西日本鉄道貝塚線貝塚車庫にて。

500形シリーズは路面電車としては標準的な大きさで、たくさん在籍していた連接車のような特殊な構造でもないのに、すべてがスクラップになってしまったのは残念です。


607

写真4は561形607、1971/5/2西日本鉄道貝塚線貝塚車庫にて。

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路面電車