古い車輌の写真

西日本鉄道 21 宮地岳線 7 ク50形

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RP241 Web#=391 掲載2009/10/2

写真1はク50形51、1971/5/2西鉄宮地岳線香椎花園駅にて。

大阪電気軌道の木造車が鋼体化された時に残された旧木造車体を博多湾鉄道汽船が譲り受けて客車にまとめ、さらに電車化し、後に鋼体化したものです。

大阪電気軌道デボ61形93→博多湾鉄道汽船コハフ5→ク51→1963年に九州車両で鋼体化→1978年に廃車となりました。

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写真2はク50形52、1971/5/2西鉄宮地岳線香椎花園駅にて。

大阪電気軌道デボ61形90→博多湾鉄道汽船コハフ1→デハ12→西鉄モ3→ク52(2代目)→1963年に九州車両で鋼体化→1978年に廃車となりました。

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写真3はク50形54、1971/5/2西鉄宮地岳線香椎花園駅にて。

大阪電気軌道デボ61形94→博多湾鉄道汽船コハフ6→サ54→ク54→1963年に九州車両で鋼体化→1978年に廃車となりました。

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写真4はク50形57、1971/5/2西鉄宮地岳線貝塚車庫にて。

中国鉄道が1934年に加藤車両で作ったキハニ160→国鉄キハニ160→ク57という経歴の電車の車籍だけがク53に引き継がれています。大阪電気軌道デボ61形96→博多湾鉄道汽船コハフ8→ク54→ク53→1963年に九州車両で鋼体化、このときに本来のク57が廃車となり、ク53がク57として残りました→1979年に廃車となりました。

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写真5はク50形59、1971/5/2西鉄宮地岳線貝塚車庫にて。

鉄道省デハ33521→モハ1046→鶴見臨港鉄道(現在の鶴見線)に払い下げられてモハ404→モハ316→戦時買収で鉄道省籍に戻りモハ316→1952年に西鉄に払い下げられク59→鋼体化→1980年に廃車となりました。

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