古い車輌の写真

阪急神戸線 武庫川橋梁

800系?

RP252 Web#=404 掲載2009/10/15

写真は1964/11/7阪急神戸線西宮北口〜武庫之荘間の武庫川橋梁にて。

抜けるような秋の青空の下を800系が武庫之荘からやってきます。四角い行先表示板を掲げているので梅田発三宮行き(神戸高速鉄道はまだ開通していません)各駅停車でしょう。今では対岸に大きなマンションが幾つも建設されてしまい、このような広々と開けた眺望は望めなくなりました。

914

少し小柄な914と800系がつながった梅田行きの各駅停車のシルエットが、武庫川河畔の道路を越えて橋に差し掛かったところです。お昼頃なのか乗客もまばらです。

今ではこの道路も拡幅され、交通量も格段に増加しています。武庫川橋梁も1m近く嵩上げされています。

1010系と2000系の離合

1010系と2000系が武庫川橋梁の上で離合しようとしています。この橋は最近嵩上げされ、橋脚も太い立派なものに取り替えられています。架線柱も阪急伝統の鉄製のものからコンクリートポールに取り替えられました。架け替え工事の時に古い橋梁を避けるために上下線が少し離れています。

2026

就役してからあまり年数が経過していない2000形は、このように短い編成で使われていました。もちろん冷房装置が搭載されるのはずっと後です。丸い行先表示板を拡大してみると特急と読めるので、三宮発梅田行の特急列車です。

855

阪急神戸線では2本しか就役していなかった前面非貫通の805系の855が先頭に出ています。四角い行先表示板を拡大してみると大阪 神戸と読めます。

805系はヘッドライトが屋根の上で少し後退して取り付けられていたので、いかつい印象を受けました。

1027

丸い行先表示板を拡大してみると特急大阪-神戸と読めるので、梅田発三宮行の特急列車です。まだ1027は3扉改造もされず、ユニット・クーラーも搭載されていない原型に近い状態です。妻面の窓がHゴム支持なのが残念。阪急電車で一番スタイルが良かったのは、この1010系の原型車ではないでしょうか?

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