古い車輌の写真

国鉄片町線 1

クモハ73081

RF015 Web#=44 掲載2008/1/21

片町線京橋駅にて1970/3/26の撮影です。2階の環状線から片町線の地平ホームに下りると、留置線にオレンジ色のクモハ73081が停まっていました。正面の窓はすべて原型、パンタグラフも上がっていて文句ない状況です。

クハ79060

これには驚いたのですがクハ79060です。正面の雨樋が一直線なので国電と言う感じがしない不思議な雰囲気のクハ79でした。ロクサンとして作られた電車ではなくて、別の系列の電車を4扉に改造したためにクハ79を名乗るようになったものです。片町線の鴻池新田駅での撮影です。

クモハ31007

今時このベンチレーターはナニ?と思ったのですが、ガーランド型ベンチレーターを装備したクモハ31007です。

クハ55300

一見真っ当な格好をしたクハ55300です。でも・・・mixiの親切な方からの情報を引用させていただきました。「クハ55300、真っ当なようで真っ当でない代物で、趣味的に面白い存在です。 サハ57からの改造で、貫通扉は使えそうで使えない、実は『開かずの扉』。 サハだった当時そのままの引き戸に提げられた前サボが、まるで「ここは開きません」と宣言している様です。」

このように片町線はあまり統一感のない雑多な通勤電車が使われていて、趣味的には面白い区間でした。

C11126の牽く貨物列車

当時の片町線ではまだ貨物営業をしていましたので、写真5のようにC11型蒸気機関車が牽引する貨物列車が仕立てられていました。大都会の通勤電車区間の広いプラットホームに蒸気機関車C11126の牽く貨物列車が堂々と通過するのは珍しい光景でした。

C11125

単機でC11125が片町方面へ戻ってきます。

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