古い車輌の写真

水島臨海鉄道 2 DL

DD504

RP271 Web#=435 掲載2010/1/18

写真1はDD500形DD504、1974/5/19水島臨海鉄道水島機関区にて。

水島臨海鉄道は改良前の国鉄西岡山駅における入換業務を受託していて、同駅にディーゼル機関車を常駐させていましたが、受託の終了に伴い1991年にDD503とDD504は廃車となりました。

DD505

写真2と3はDD500形DD505、1974/5/19水島臨海鉄道水島機関区にて。

DD505は1961年に川崎車輛で製造された50t液体式ディーゼル機関車で、当時の標準型ディーゼルエンジンである出力180PSのDMH17Cを2台搭載していました。

写真のようにDD503とDD504は朱色と灰色の明るい塗装でしたが、ほかのディーゼル機関車は蒸気機関車のような黒っぽい焦げ茶色でした。 

DD506

写真4〜6はDD500形DD506、1974/5/19水島臨海鉄道水島機関区にて。

DD506は1966年日立製作所で製造された液体式ディーゼル機関車で、出力500psのDMF31SB型エンジンを1台搭載していました。

DD500形はこのDD506が最後で、それ以後の増備は国鉄のDE11形と同形のディーゼル機関車DD701へ移行しました。DE701はDML61ZAという出力1250PSの強力なエンジンを搭載しています。またその予備部品を取るために国鉄から廃車になったDE101086を譲り受けています。