古い車輌の写真

近鉄南大阪線 2 モ6601

モ6663

RP277 Web#=441 掲載2010/1/24

写真1はモ6601形モ6663、1971/10/3近鉄南大阪線古市検車区にて。このモ6663はベンチレーターが近鉄型に改造されています。

1943年関西急行鉄道(関急)に合併された際に大阪鉄道のデニ501形はモ6601形、フイ601形はク6671形、デホニ551形はモニ6651形、デホユ661形はモユ6661形に改番されました。

ク6675

写真2はク6671形ク6675、1971/10/3近鉄南大阪線古市検車区にて。このク6675はベンチレーターがガーランド型に改造されています。

このような見上げる角度で見ると、窓の狭さと高さがよくわかります。関西の大手私鉄は数々の名車を就役させましたが、これだけは例外的にイモ電車でした。一般的に原型2扉車は大体において改造3扉車よりもデザインが優れているものですが、これの場合は却って窓の小ささが強調されて2扉の方が不細工でした。

写真3もク6671形ク6675、1971/10/3近鉄南大阪線古市駅にて。

1951年に混雑緩和のために3扉化工事が行われました。1975年までに廃車となっております。

ク6688

写真4はク6671形モ6688、1971/10/3近鉄南大阪線古市検車区にて。このク6688はウインドウ・シルが帯板状に、妻面の窓がHゴムに改造されています。

ク6692

写真5はク6671形モ6692、1972年近鉄道明寺線道明寺駅にて。

ここに来たときは夕方で、6600系の暗い印象が際立っていました。

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