古い車輌の写真

学生時代の合宿 5 盛岡駅 2

D51 867

RJ121 Web#=456 掲載2010/2/17

写真1〜4は、1966/8/3東北本線盛岡駅にて。

盛岡駅に到着した貨物列車の蒸気機関車が入換作業をしています、東北地方のD51の多くは写真のようにテンダーの上に大型重油タンクを搭載しています。

D51 458

D51重連の牽く長大な貨物列車です。東北本線の御堂〜奥中山と奥羽本線の陣場〜碇ヶ関は急勾配の続く難所でした。どちらも長くて重い貨物列車にはD51形蒸気機関車重連に補機のD51が付いて3重連で運用されていました。蒸気機関車の好きな鉄道ファンにとっては走行写真撮影の名所でした。

列車から蒸気機関車が切り離され盛岡機関区へ戻っていきます。

D51 458

D51重連の牽く長い貨物列車が進入してきます。ありふれた標準型D51ですが、蒸気機関車の魅力を感じる時です。

D51 460

盛岡駅のプラットホームの横を通過して盛岡機関区へ戻って行くD51 460。

スエ78 2

写真5はスエ78形スエ78 2、1966/8/3東北本線盛岡駅にて。この救援車はとても複雑な経歴を持っています。

1929〜1931年に作られたマロネ37350形の一員として竣工、1941年車輌称号規定改正でマロネ37形に改番、1944年に戦争のため優等車輌の連結停止によりマハ47形マハ47 70に改造、戦災、1947年に汽車会社支店で戦災復旧工事を受けてマニ77 3、1953年にマニ78 3に改番、1963年に盛岡工場でスエ78形救援車スエ78 2に改造、そして1985年に廃車となりました。優等客車出身を物語るTR-73形3軸台車を持っていました。

    前のページ 次のページ