古い車輌の写真

学生時代の合宿 6 盛岡機関区 1

D51 656

RJ122 Web#=457 掲載2010/2/18

写真1中央はD51形D51 656、1966/8/3東北本線盛岡機関区にて。

盛岡機関区のラウンドハウスの中です。中の蒸気機関車はほとんどが有火で、時々エアコンプレッサーの音がカタンカタンと響き渡ります。点検用ハンマーを手にした検査掛の人が急がしそうに巡回していました。

D51 656

写真2ターンテーブル上はD51形D51 656。

扇形庫から出てきたD51 656がガッタンガッタンと大きな音をさせて下路式ターンテーブルに乗り、静かに回転を始めます。電動式転車台のため音は静かでした。そしてまたガッタンガッタンと大きな音をさせてターンテーブルから下りて機関区を後にしていきました。

盛岡機関区を訪問した時は完全な無風状態で、たくさん停まっていた蒸気機関車から吐き出される煙で写真を撮れる状況ではありませんでした。

写真左端からD51 134、C60 18(元C59 78で1960年郡山工場改造)、C60 106(元C59 113で1961年浜松工場改造)です。

C60 17

やっと少し風が吹いてきて、機関区周辺に滞留していたケムリが晴れて撮影ができるようになりました。大きな給炭台の下に入っているのはC60 17です。

C60 17は元C59 86で1955年浜松工場改造です。

写真5と6はC60形C60 21、1966/8/3東北本線盛岡機関区にて。

C60 21は元C59 70で1960年郡山工場改造です。

C60 21

石炭置き場の横で、一休みしているC60 21です。テンダーの後にかかっているのは石炭置場から給炭台へ石炭を運び込む移動式バケット・クレーンの脚の部分です。


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