古い車輌の写真

学生時代の合宿 7 盛岡機関区 2 8620

28667

RJ123 Web#=458 掲載2010/2/19

写真1は8620形28667、1966/8/3東北本線盛岡機関区にて。

この28667は1919年に61輌作られた8620形のうち汽車会社で作られたものです。この前の年1918年は不景気で8620形は13両しか作られませんでした。

この28687は改造により煙室が延長されていて、巨大なデフレクターと相俟ってバランスを失したように見えるのが残念です。留置線の端っこで休車でした。

48689

写真2〜4は8620形48689、1966/8/3東北本線盛岡機関区にて。

8620形は1929年から1929年までの国鉄だけで672輌も作られました。ただし世間の好況不況の影響を大きく受けていて年度ごとの製造輌数はばらついています。1918年は僅かに13輌だけ、しかし1920〜1922年の3年間には198輌も作られました。量産は1926年まで続けられましたが、なぜか1929年に2輌だけ日立製作所で作られています。後継機のC50形は1929年に製造が始まっています。

デフレクターの無いのはいいのですが、メッキの輝くシールドビームは残念です。

このときは無風状態による煙と逆光線で、黒い蒸気機関車を撮影するには厳しい条件でした。レタッチソフトで救えましたでしょうか?