古い車輌の写真

若松市営交通局 2

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RP007 Web#=48 掲載2008/1/24

若松市電と書きましたが昭和38年の北九州5市合併後は、福岡県北九州市若松区となり北九州市が経営してました。貨物営業だけで国鉄の若松駅から市電沿線の工場へ貨車を受け渡していました。私が訪問したのは1969/9/20で、そろそろ廃止が噂になり始めた頃です。

写真1は庫内で休んでいる5号電気機関車。

101

写真2は101号電気機関車で、国鉄のトムをつないだままオヒルネ中。市内電車が装備しているような正面の救助網(フェンダー)に注目してください、市街地を走るための必需品です。

鉄道模型という切り口で見ると、トタン板張りの車庫とその周辺が俄然魅力を放ってきます。もう廃止は時間の問題だったのでしょう、鉄道部門への新規投資が全く無くて、時間が戦争直後のままで停まっていました。

201

写真3は当市電で最大の番号を持つ201号電気機関車です。

ここの5と101は日本鉄道自動車製、201が三菱電機製です。ともに模型にしたくなるような小柄でまとまった形をしていました。201の僚機は栗原電鉄や土佐電鉄が上げられます。これはmixiの我田引鉄さんの情報です。

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