ハ20
RP332 Web#=522 掲載2010/10/29写真1〜3はハ20、1967/8/23静岡鉄道駿遠線相良駅にて。 ハ18〜ハ20は藤相鉄道からの承継車で、元の番号はホハフ13〜ホハフ15。1925年に日本車輌で作られた2軸ボギー木造客車でした。

就役当初は全て同じデザインで両端にデッキが付き、その妻面には3枚の窓が設けられていました。後にハ18とハ20は改造(妻面だけ鋼製化?)を受けて、両端デッキ妻面の窓が2枚窓に改造され、さらに片方だけがHゴム支持に再度改造され印象が一変(近代的?!)しました。写真2ではHゴム支持になっていない方の妻面が見えます。側面の窓も10枚から8枚の大きなものに変わりました。

最大長は9.6m、自重6.4t、定員56名で車内は白熱灯、アーチバー式台車を履いていました。 縦羽目板張りの木造車体側面にHゴム支持の鋼製妻面、まるでとってつけたような違和感を持ちました。屋根はダブルルーフの痕跡が感じられるシングルルーフ?でした。
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