古い車輌の写真

山陽電気軌道 2

下関電停

RP337 Web#=527 掲載2010/11/4

写真1は700形701、1971/1/2下関電停にて。

山陽電気軌道の下関市内区間は写真のように典型的な地方都市でした。1970年代で高層建築が一般化する前、幹線道路でもマイカーの数もそれほど多くはありませんでした。

幡生線

東駅から幡生駅までの2.1kmは幡生線と呼ばれ、蒸気動力だった長州鉄道時代の面影を残す単線区間で地方鉄道法が適用される郊外電車でした。

写真で見られるように小型の郊外電車が似合う区間でしたが、軌道区間の路面電車が直通で乗り入れて来ていました。

線路に沿って少し歩くと人家の見当たらない所に、このような切通しがあり外側に向けて傾けた架線柱が続いていました。

幡生線の橋は道路と併用ではなくて、このように立派な独立した鉄道橋でした。

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