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RP341 Web#=531 掲載2010/11/15写真1は503、1970/8/13山陽電気軌道東車庫にて。 前のページに掲載してある300系と全く同じ設計で1930年に増備の認可を受けていたのですが、戦時中の資材入手難でなかなか実現できず1947年、1949年と1950年に各2輌ずつ合計6輌が就役しました。製造したメーカーも日本鉄道自動車(現在の東洋工機)と日立製作所に分かれています。
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写真2は504、1970/8/13山陽電気軌道東車庫にて。 車体は300系と全く同じで溶接構造の滑らかな半鋼製で張り上げ丸屋根、最大長は12.0m、自重16.6t、出力74.6kW、定員80名でした。台車は日本鉄道自動車製の501と502がK-10形バーフレーム、それ以外の日立製はブリル76E-2を履いていました。
西日本鉄道北方線 320形322
写真3は西日本鉄道北方線320形322、1972/5/3北方線北方車庫にて。 日本鉄道自動車製の2輌は注文取消しとなり、西日本鉄道北方線に320形321と322となって1948年に就役しました。その後の改造でヘッドライトの位置が腰板に移され、さらに何度も改造工事を受けて原型からかなり離れた外観となりました。
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写真4は601、1970/8/13山陽電気軌道東駅にて。 大和町線開通に備えて1954年に汽車会社支店で601〜605の5輌が作られました。車体は全金属製軽量構造に近い滑らかな半鋼製で張り上げ丸屋根、最大長は12.0m、自重21.0t、出力74.6kW、定員92名でした。軽量溶接構造の汽車支店製新型台車KS-13を履いていました。
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写真5は602、1970/8/13山陽電気軌道東車庫にて。 就役当時の正面両端の窓はパノラミック・ウインドウが奢られていましたが、後に保守の都合でフツウの窓ガラスに交換されてしまいました。窓柱が幅広なのはその名残でしょう。
路面電車
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