古い車輌の写真

瀬戸内の国電 5

クモハ51080

RJ164 Web#=577 掲載2011/3/30

写真1はクモハ51形クモハ51080、1974/6/9国鉄宇野線岡山駅。

1932年汽車製造東京支店でモハ40012として竣工、大阪地区に配属。
1943年?頃後位運転台を撤去し、台車を高速型に振替てモハ51080。
1959年車輌称号規定改正によりクモハ51形クモハ51080。
1976年岡オカ(岡山鉄道管理局岡山電車区)で廃車。

サハ48027

写真2はサハ48形サハ48027、1974/6/9国鉄宇野線岡山駅。

1931年汽車製造東京支店でサハ48027として竣工、横須賀線に配属。
1947年体格の大きなアメリカ人のためにロングシートに改造され連合軍専用車ALLIED FOECES CAR。
1949年から窓回りをクリーム2号、幕板と腰板を青2号とした横須賀色(スカ色)に塗替。
1952年連合軍専用車が廃止となりましたがクロスシートに復元されませんでした。
1976年岡オカ(岡山鉄道管理局岡山電車区)で廃車。

サハ57058

写真3はサハ57形サハ57058、1974/6/9国鉄宇野線岡山駅。

1933年鉄道省大宮工場でサロハ56009として竣工、京浜線に配属。
1938年京浜線の2等車廃止に伴い、間仕切りを撤去してサハ57058。
1977年岡オカ(岡山鉄道管理局岡山電車区)で廃車。

サハ58000

写真4はサハ58形サハ58000、1974/6/9国鉄宇野線岡山駅。

1936年川崎重工兵庫工場で京阪神地区急電用の第一次流電サハ48029として竣工。葡萄色とベージュのお洒落な塗装でしたが戦争中は葡萄色になりました。
1949年急電復活に伴い4連2本がアイスキャンデー色と言われた青の濃淡塗装で暫く運用されていました。
1950年に横須賀線に転属。
1963年国鉄大船工場で3扉に改造されサハ58000。
1976年岡オカ(岡山鉄道管理局岡山電車区)で廃車。

サハ58011

写真5はサハ58形サハ58011、1974/6/9国鉄宇野線岡山駅。

1937年日本車輌で京阪神地区急電用の第三次編成サハ48033として竣工。第三次車は先頭が貫通扉付きの半流線形となり通称合いの子と呼ばれていました。
1949年急電復活に伴い4連2本がアイスキャンデー色と言われた青の濃淡塗装で暫く運用されていました。
1950年に横須賀線に転属。
1963年国鉄大船工場で3扉に」改造されサハ58011。
1976年岡オカ(岡山鉄道管理局岡山電車区)で廃車。