古い車輌の写真

広島電鉄宮島線 1 1030

RP410 Web#=630 掲載2011/7/16

写真1は1972/5/1広島電鉄宮島線荒手車庫前駅(現在の商工センター入口駅)。

1922年市内線とは異なり鉄道事業法が適用される鉄道線として己斐駅〜草津間開通。
1931年己斐駅〜広電宮島口駅間全通。
1958年市内線と直通運転開始。
1991年高床電車の運用が終わり、すべて市内線用低床式の車輛に置換。
営業距離16.1Km、22駅、全線複線600V電化、1435o軌間。

1031

写真2は1030形1031、1971/5/1広島電鉄宮島線荒手車庫。

1930年広島電鉄が宮島線用として高床車H形H16〜H20の5輌を川崎車輌と藤永田造船所で製造。
1939年改番があり、H形H17はモハ1030形1031。
1950年自社工場で車体を2m延長し、自動扉に改造。
1978年に廃車。

1032

写真3と4はモハ1030形1032、1972/5/1広島電鉄宮島線荒手車庫。

モハ1030形の車体長は当初12.7m、車体延長工事施工後は14.8m、重量21.5t、定員92名、出力63KwX2=126Kw、台車は川崎車輛製のブリルMCB形コピー。

1930年宮島線用として製造。
1939年改番があり、H形H18はモハ1030形1032。
1950年自社工場で車体を2m延長し、自動扉に改造。
1979年に廃車。

1033

写真5はモハ1030形1033、1972/5/1広島電鉄宮島線広電宮島口駅。
1930年宮島線用H形H19として製造。
1939年改番があり、H形H19はモハ1030形1033。
1950年自社工場で車体を2m延長し、自動扉に改造。
1985年に廃車。

1035

写真5はモハ1030形1035、1972/5/1広島電鉄宮島線荒手車庫前駅(現在の商工センター入口駅)。
1930年宮島線用H形H20として製造。
1938年千田町工場の火災で焼失。
1952年自社工場でモハ1030形1035として復旧。車体は他のモハ1030形と異なり張上屋根で櫓付きパンタグラフを装備。
1980年に廃車。

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