古い車輌の写真

広島電鉄市内線 7 2500

2502

RP419 Web#=639 掲載2011/7/27

写真1は2500形2502、1971/5/1市内線広島駅。

1961年に広島電鉄はナニワ工機で宮島線直通用車両として2500形2501〜2504の4輌を新造しました。就役当初は最大で唯一の連接車で主力車として重用されていましたが、2000形の2輌固定編成化や3車体8軸連節車3000の登場などで収容力が見劣りするようになりました。
1985年に2508、2509、2510が3車体8軸の連節車3100形3103A+3103C+3103Bという編成に組み替えられました。後に3100形は現在の直通色アイボリーに緑色に変更され、「ぐりーんらいなー」の愛称が付けられて現在も活躍中です。

2510

写真2は2500形2510、1972/5/1市内線広島駅。

1964年に広島電鉄は自社工場で宮島線直通用車両として2500形2505〜2510の6輌を新造しました。
1985年に2501、2502、2505が3車体8軸の連節車3100形3101A+3101C+3101Bという編成に組み替えられました。後に3100形は現在の直通色アイボリーに緑色に変更され現在も活躍中です。

2513

写真3は2500形2513、1971/5/1市内線広島駅。

1966年に広島電鉄は大阪市電から譲渡された1601形4輌を使って宮島線直通用車両として2500形2511〜2514の4輌を大阪車両工業の改造で就役させました。
1984年に2513+2514の編成は廃車となりました。

2513

写真4は2500形2513、1972/5/1宮島線荒手車庫。

2514

写真5と6は2500形2514、1972/5/1宮島線荒手車庫。

大阪市電1601形から改造した2500形2511〜2514のグループは、塗装こそ新しいクリーム色地にピンクの帯が入った直通色を纏っていましたが、古めかしい車体を残していました。

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