古い車輌の写真

C62-3 C62 16、18、26

C62 16

RJ167 Web#=642 掲載2011/8/8

写真1はC62形C62 16、1967/3/31国鉄呉線小屋浦駅付近。

1948年C62 16は汽車製造1934年製D52 127のボイラーを流用して日立製作所で竣工しました。
1955年に鷹取工場で製造した新しいボイラーに交換されています。
1967年小樽築港機関区で廃車。

写真2はC62形C62 14、1967/3/31国鉄呉線。

呉線で朝の通勤通学列車で移動していると途中の駅でC62 14が牽引する列車と交換しました。

C62 18

写真3はC62形C62 18、1967/3/31国鉄呉線小屋浦駅付近。

1949年C62 18は汽車製造1945年製D52 375のボイラーを流用して日立製作所で竣工しました。
1959年に広島工場で製造した新しいボイラーに交換されています。
1968年糸崎機関区で廃車。

1953年頃特急「つばめ」牽引機の象徴として、デフレクターにつばめマークを取り付けていましたが、後に撤去されています。

20m級客車を7輌も連ねた朝の通勤列車です。電化される前は列車本数が少なかったので、下駄電の代わりの通勤列車もこのような長大な編成になっていました。遠ざかって行く列車の右手は、穏やかな瀬戸内海の砂浜です。

C62 26

写真5と6はC62形C62 26、1970/3/17大阪市弁天町の交通科学博物館。

1949年C62 26は日本車両製D52 46のボイラーを流用して川崎車両で竣工しました。
1957年に鷹取工場で製造した新しいボイラーに交換されています。
1966年糸崎機関区で廃車。その後大阪市弁天町の交通科学博物館で静態保存されています。

今では保存蒸気機関車はすべて上屋の下か屋内展示ですが、当時は貴重な230形や1800形、C53 43、C62 26も野天で展示されていました。保存されてから時間が経過していないので、まだ塗装には艶が残っていました。

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