古い車輌の写真

国鉄旅客列車用直流F級EL 2

EF58 37

RJ171 Web#=645 掲載2011/8/25 修正1 2011/8/30

写真1はEF58形EF 40、1969/9/19国鉄東海道本線京都駅。

EF58形は太平洋戦争後すぐに作られた旅客用電気機関車です。製造は1946〜1948年(デッキ付きの箱形車体)と1952〜1958年(流線形)で、第1次のデッキ付き車体は後に同じ流線形車体に載せ替えられました。このころは国鉄の全盛時代でEF58形は172輌もの大量増備となり、直流電化区間で巾を効かせていました。長さが19.9m、重量が115tもありましたが出力は1900Kwでした。

EF58 40

写真2はEF58形EF58 40原型のぶどう色2号、1966/3/21国鉄東海道本線大阪駅。

1966年では茶色のEF58を見る機会は希でした。

EF58 74

写真3はEF58形EF58 74、1975/8/24国鉄東海道本線大阪駅。

当時の私は幹線筋の優等列車には全く興味が湧かず、あふれかえるEF58は邪魔な存在でした。異端車として鋳鋼先台車の5、28〜30、45、7窓の35と36、お召し専用機60と61、青大将、寝台特急色、EF18形などがありました。異端車をすべて見る機会があったのですが、EF58も私を嫌っていたようで撮影のチャンスには恵まれませんでした。

EF58 112

写真4はEF58形EF58 112、1964/11/7国鉄東海道本線甲子園口駅付近。

このEF58 112は原型のぶどう色塗装で、つらら切りの庇が付いていない原型に近い姿でした。荷物専用列車を牽引して来ました。

EF58 106

写真5はEF58形EF58 106、1964/11/7国鉄東海道本線芦屋駅付近。

嫌い嫌われたEF58形ですが、結局私のコレクションに入ったのは、このページの5枚だけです。

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