特急つばめ
RJ174 Web#=649 掲載2011/9/4写真1は新幹線実験線鴨宮基地の横を通過する151系による特急つばめ、1963/3。
クハ151

写真2はクハ151、1966/5/28国鉄吹田工場側線。 どうもサイト・オーナーはこの手の幹線特急用車両については冷淡なところがあり、番号のメモを取っていませんでした。
特急列車「はと」

写真3は特急はと、1964/11/7国鉄東海道本線甲子園口駅付近。 先頭車は窓が大きなパーラーカーです。東海道本線特急列車「はと」と「つばめ」を151系電車化する時に、マイテやスイテの後継車として大阪方の先頭車クロ151形を製造しました。運転台の後に貴賓客使用を考えた4人用のコンパートメントが設けられていました。残りは回転式リクライニングシートが7列配置され、乗車定員はたったの18名でした。
夙川橋梁を渡る151系

写真4と5は夙川橋梁を渡る151系特急列車、1964/11/7国鉄東海道本線西宮〜芦屋間。現在はこの橋梁の近くにさくら夙川駅が開設されています。 1958年151系は最先端のビジネス特急「こだま」用として、20系電車(クハ26、サロ25、モハ20、モハシ21)という形式称号で登場しました。 1959年に車両称号既定改正があり151系(クハ151、サロ151、モハ151、モハシ150)と改番されました。

1965年181系に改造され直流電化区間の特急列車用として活躍しました。 新幹線の開業に伴い地方線区の優等列車に使われるようになりました。ボンネット形の先頭車と、クリーム4号の車体に赤2号の帯は地方の代議士さんにとっては「特急を引っ張ってきた」ということで大手柄だったことでしょう。
|