古い車輌の写真

江若鉄道 6 21、22、23

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RP430 Web#=664 掲載2011/11/15

写真1はC18形キハ21、1968/12/25江若鉄道雄琴温泉駅。

1936年日本車輛で作られた鉄道省のガソリンカーキハ42000形キハ42050が前身です。
1950年に千葉地区で産出する天然ガスを燃料にする改造が行われ、キハ42200形キハ42217となりました。
1952年に燃料統制が解除され安価な軽油を使えるようになるとディーゼルエンジンに換装され、2代目キハ42500形キハ42537となりました。
1957年の車輛称号規定改正によりキハ07形キハ07 38と改番。

写真2はC18形キハ21、1969/10/27江若鉄道三井寺下車庫。

1960年に江若鉄道へ譲渡されC18形キハ21として就役。
1969年の江若鉄道廃線に伴い廃車解体。

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写真3はC18形キハ22、1968/12/25江若鉄道三井寺下車庫。

1936年川崎車輛で作られた試作ディーゼルカーの初代キハ42500形キハ42500が前身です。
1950年に千葉地区で産出する天然ガスを燃料にする改造が行われ、キハ42200形キハ42220となりました。
1952年に燃料統制が解除され安価な軽油を使えるようになるとディーゼルエンジンに換装され、2代目キハ42500形キハ42500となりました。
1957年の車輛称号規定改正によりキハ07形キハ07 1と改番。

写真4はC18形キハ22、1969/10/27江若鉄道三井寺下車庫。

江若鉄道へ譲渡されC18形キハ22として就役。
1969年の江若鉄道廃線に伴い廃車解体。

5000輌以上作られた国鉄ディーゼルカーの中でも最初の成功作という記念碑的な車輛ですが、原型を保っていたにも関わらず解体処分されてのは残念です。

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写真5はC18形キハ23、1968/12/25江若鉄道三井寺下駅。

1936年川崎車輛で作られた試作ディーゼルカーの初代キハ42500形キハ42501が前身です。
1950年に天然ガス燃料に改造され、キハ42200形キハ42221。
1952年にディーゼルエンジンに換装され、2代目キハ42500形キハ42501。
1957年の車輛称号規定改正によりキハ07形キハ07 2と改番。

写真6はC18形キハ23、1969/10/27江若鉄道三井寺下駅。

江若鉄道へ譲渡されC18形キハ23として就役。
1969年の江若鉄道廃線に伴い廃車解体。

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