古い車輌の写真

東武鉄道 その他

1号機

RP018 Web#=72 掲載2008/2/16

東武鉄道東上線ときわ台駅で保存されていたコッペル1912年製の1号蒸気機関車です。

東武鉄道東上線ときわ台駅には1953年から保存展示されていましたが、1973年8月からは東京都板橋区立城北交通公園でD51513、東京都電7508号と一緒に展示されています。

このロコは有田鉄道が開業に備えて購入したもので、後に東武鉄道へ貸与し1951年にキハ12号と交換で譲渡されました。東武鉄道では実際にはほとんど使われなかったようです。自重が8.6トンとサブロクゲージでは極めて軽量の蒸気機関車です。

東武鉄道の車籍を持つ1号蒸気機関車は2台あり、初代は1899年にイギリスのピーコック社から輸入したCタンク機関車2台の内1号です。2代目は鉄道省の1850型1861号Cタンク機関車の払下を受けたA1型1号機です。

ED5021

館林駅に短い貨物列車を牽いてきたED5021です。まだヘッドライトが原型で、国鉄EF15を優しくしたような顔立ちとは思いませんでしょうか? 後になって取り付けられた2灯のシールドビームはどうもいただけません。

東武のロクサン

東上線で撮影した東武のロクサンです。これを撮影した頃は、まだ蒸気機関車ばかりに目が行っていたので他の面白い車輌の写真がお留守だったのは残念です。

ホキ116

東武鉄道が車籍を持っていたホキ116です。この頃は袋詰めで粉粒体を運ぶのが主流で、やっとホッパー方型貨車ホキの導入が始まったばかりでした。

ワフ352

わたしがの大好きなワフです。明治の古典2-Bテンダーロコに牽かれた貨物列車の後尾を締めくくるワフ352、背景の下見板張りの工場、架線の無い側線、高層ビルの見当たらない広い青空など魅力のある光景です。

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